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日本財団×瀬戸内漂着フロート一掃作戦に出陣!

更新日:6月1日


2022年11月17日、クリーンオーシャンプロジェクト2050の取り組みとして、日本財団と瀬戸内オーシャンズ Xが行うモデル事業『立ち入りの難しい離島海岸に散乱する大型漂着ごみ一掃作戦』に協力し、発泡スチロール減容機スチロスブイを使用して1m以上になる巨大な漂着フロートの減容実証を行います。


当事業は、広島県及び大竹市などと連携し、海洋ごみを削減するモデル構築の一環として、人の立ち入りやアクセスが難しい離島海岸に散乱するフロート(発泡スチロール製の浮き)などの大型のプラスチックごみを効率的に一掃する実証事業。弊社のスチロスブイ(処理能力最大100㎏h)2台を船に積んで離島を巡りながら回収フロートをその場で減容し本土へ運び再資源化モデル構築を目指しています。


スチロスブイは、大型漂着フロート処理に対応できる機種として2010年に開発されました。小型で2トントラックや小型船に搭載が可能で、発泡スチロールを最大1/25に圧縮減容ができるため、漂着フロートの運搬コストや運搬にかかる燃料やCO2 を大きく削減します。また、減容された圧縮物は、ペレット化地域の地産地消のエネルギーとしてに有効利用が可能である点からも今広島県をはじめ瀬戸内で大きく期待をいただいております。


広島県では、他県に比べ養殖が盛んな地域基幹産業で、漁業系プラスチック類の漂着プラスチックごみが多く、そのうち約52%(年間推定3万本)が養殖筏などで使用された発泡スチロール製廃フロート。約9%が牡蠣パイプのプラスチック類。今回のイベントでは、3時間で500本の処理をスチロスブイ2台で行う計画です。


今後、年間推定3万本(重量換算約100トン)の廃フロートを減容圧縮後、樹脂ペレットに変え、樹脂ボイラe-VOL(イーヴォル)の燃料(年間9万㍑の化石燃料の削減)として地域の代替エネルギーに利用して地域産業の付加価値化を図るモデル構築を行っていく予定です。

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